業務フローの可視化は、作業をきれいな図にすることが目的ではありません。実際の仕事がどこから始まり、誰が何を受け取り、どの条件で判断し、どう完了するかを共有し、改善の選択肢を現実的に比べるための土台です。手順書に書かれた標準の流れだけでなく、待ち時間、二重入力、差し戻し、担当者の経験に頼る場面も含めて記録します。
とくに自動化を検討するときは、「通常の処理ができるか」だけでなく、「うまく処理できないときにどう止まり、誰へ渡るか」が重要です。現場への聞き取りと実際の記録を合わせ、判断根拠や例外の扱いまで見える形にしましょう。